6/9に「ねこの引出し4周年記念展」が無事に終了いたしました。
5日間という短い会期、また「東京アラート」が発令された週末での開催となりましたが、
多くの方に作品をご高覧いただくことができました。
ご来廊いただいた皆様、インターネットの先から応援いただいた皆様、
ありがとうございました。
あたたかい応援はしっかりと届いております。
今回は自分にとっては特別な展示となりました。
美術館などで芸術家たちの来歴を読むとき。
何かしらの戦火や災いに巻き込まれたあとに、
作風が変わったりするのをボンヤリと見てきました。
自分の身に降りかかると思わなかった災いが周囲に満ちたとき、
「自分にできる事は表現だ。では、それはどういう事だろう」
初めて強く意識しました。
大きく作風が変わったわけではありません。
ただ思考の深度が増した感覚はあります。
さいわい自分や近しい人たちに被害はありません。
ですが多くの方が苦しみ、亡くなっています。
そしてウイルス自体には薬もなく、決定的に対応できる術はありません。
政治も含めて、この先への不安もあります。
それを抱えて表現していくのだと、ひとつ覚悟を決めました。
そういったものを表現に還元していければ良いなと思います。
願わくば一刻も早くコロナ禍が収束を迎えますように。
最後に。
一緒に空間を彩ってくださった作家様たちと、この時節での開催を
ご決断いただいたオーナー様に場を与えてくださった感謝を。
ありがとうございました。
作品ページへの画像掲載はゆっくり載せていきます。
まとめてご覧になりたい方はインスタをご覧ください。
【インスタ】saito3sun
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